「切削」マニア論

【長野の旅】atelierm4さん工房へ

 

こんにちは!ツチヤ精工 専務のヨメです。

 

今回のブログは、私が担当させていただきます。
先月、子どもたちの夏休みを利用して家族で長野県松本市へ行ってまいりました。

 

20年以上前に一度だけ訪れたことがある松本市へ足を運んだ目的は二つ。
一つ目は、いつもお世話になっている「atelier m4(アトリエ・エムフォオ)」さんのギャラリーと工房へお伺いすること。二つ目は、弊社が製作を担当した真鍮部品の家具や小物が使われている旅館「金宇館(かなうかん)」に宿泊すること。

 

1日目、飛行機を降りると、なんとアトリエm4の前田さんが空港まで来てくれていました!恐縮です!
前田さんのおすすめのランチを食べて、向かったのは六九通りにあるアトリエm4さんのギャラリー。

  

 

  

 

シンプルで洗練された空間で、いろいろな作品のサンプルを見せていただき、ずっと欲しかったm4さんの箸置きやカッティングボードなどを物色。専務は代表の前田さんにギャラリー内を案内していただいて、製作した椅子の部品について終始熱く語り合っておりました。

 

ツチヤ精工の深江ファクトリーに来てくださった時と同じ構図でのツーショット撮影に成功!嬉しいですね。

 

 

 

次に向かったのは、本日のお宿「金宇館」。

 

 

 

   

 

美ヶ原高原の麓の里山に佇む、わずか五室と離れ一棟5室と離れ1棟の小さな温泉旅館は昭和初期に建てられたそうで、2020年にリニューアルしたのだとか。以前からずっと宿泊してみたかった夫婦念願の旅館なのです。

この旅館のほとんどの家具をデザインされたのが前田さんで、その一部にツチヤ精工の真鍮部品が存在している幸せ♪

 

とにかく建具も壁も家具も小物も調度品も洗練されていて趣があって、見た目にも美味しい食事もくつろげるお風呂も、何から何まで大満足。静けさの中で蝉の声や壁時計の音がゆるやかに響く、記憶に残しておきたい空間でした。

 

 

 

2日目、前田さんの実家でもあるアトリエm4さんの山の工房へ、前田さんが案内してくださいました。

安曇野市の山の中に佇む建物から出てきたのは、前田さんのお父様でもあり「前田木藝工房」の三代目・前田純一さんと奥様。快く出迎えていただき、純一さんの仕事場でもある工房の中を見せてくださいました。

 

様々な種類の鉋が整頓されている工房にお邪魔して、専務は純一さんからものづくりの真髄を真剣に聞いていました。またまた刺激を受けたようで、「格好良かった」と感銘を受けておりました。

 

 

一方、子どもたちは愛犬・オーシャンに夢中。純一さんの奥様が話し相手になってくださって、本当にあたたかいおもてなしで嬉しかったです。

 

 

工房を後にして、前田さんご家族と合流して昼食を食べました。

前田さんの娘さんと私の中3の娘が同い年で、いつか会いたいと思っていたので嬉しかったです♪2人とも人見知りがあり、小5の息子のコミュニケーション力でお友だちになれたようです。子どもたちにとっても、違う土地に同世代のお友だちがいるのは幸せだと思うので、この出会いは大事にしなければと感じました。ご縁って素晴らしいですね!

前田さん、この度は本当にありがとうございました。

 

 

※後日談。夏休みが終わってから、なんと前田さん一家が大阪の深江ファクトリーへ来てくださったんです。

こういう関係っていいなぁと、改めて実感しました。

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